火星の月の下で

日記がわり。

まるごと90分に窪田五段登場

ちぇっ、録画しとくの忘れてたよ。一応見たけど、時間帯を間違えてて、モニターつけたらもう棋戦解説をやっておりました。
録画に関しては、日曜日に3度目の放映があるはずだから、それでしっかり補完しますべ。
見るのは昨年の将棋講座以来なんだけど、いやぁ、あいかわらず濃いですなぁ。
講座のときは、録り直しとかも効くし、かなり作ってるところもあるかな、と思ってたんですが、まるごと90分見る限り、全然そんなことはなかったですね。(^_^)
いやぁ、ほんまにおもろいです。神吉さんや福崎さんとは違う面白さがありますね、なんつうか、天然の味、とでもいいますか。このキャラクターのファンになってしまいそうです。
まぁ、将棋講座のときにも書きましたけど、現在C級1組というのがまことに残念。一番下のクラスではないものの、もう少し目立つところに来てほしいですねぇ。
囲碁将棋チャンネルには、これからもどんどん出してほしい。NHKの解説者とかでは、まず呼ばれないだろうから。
さて、面白かった面白かっただけでは、記録にならないので、もう少し振り返ってみる。
途中からだったので、全部を見たわけではないれけど、山田さんとの会話がほとんどかみあってない、っていうのがまず第一。
ちょっとハラハラします。
山田「ここは・・・ですか?」に対して、取る一手だったり、どうということのない手に対して、突然黙り込んで考えてしまったり、二人解説なのに、やおら扇子を出してきて指し示したり、なんかズレてます。
しかも、できるだけ丁寧に解説したい、っていう意思は、けっこう明瞭に伝わってくるんだよなぁ。決して、見てる人をおろそかにしている、っていう感じでもない。
むしろ、できるだけ読み筋を伝えよう、という真摯な感じさえ伝わってくる。人間はすごく良いのに、表現方法に問題がある、ということなんだろうか。
あと、山田さんが「羽生さんとは対戦があるんですか」という、聞き様によっては、ちょっと失礼な質問をしてましたけど、それに対して「3番ほどあります。いずれも中押し負けみたいな感じで」と、そんな意地の悪い見方なんかはまったくせず、素直に言ってくれてたし、やっぱり良い人なんだ。
でも、羽生と3番も対局があったのか。
東同士なんで、ということかもしれないけど、位置を考えたら、けっこういい線までいくことがあるんですね。
タイトル戦は無理でも、本戦にもっと出てきてほしいもんです。
そして望むらくは、もう一つ昇級して、B2まで来てほしい。そうすると、もっと将棋メディアへの露出が増えるかもしれないので。
東の棋士で、これほど惹かれるのは、かなり久しぶりである。
ちなみに、HPなんかも開設してるみたいなんだけど、文体が一種独特というか、棋士の文体じゃないというか。
銀河戦でも、ときどき解説にきてるみたいなので、しっかり見落とさないようにしなくては。(^_^;