火星の月の下で

日記がわり。

しない男とできない男

毎日がまたわかってない記事を書いてるので、それについて。
「結婚しないことは不幸」という先入観で凝り固まった、旧世代的発想で書かれていて、まったく取材をしていないのが丸わかり。
確かに最近等比級数的に増えてはきてるし、なにやらドラマでそんな素材を扱ったものがあるかららしいけど、新聞なんだからもっと調べて書けよ、と言いたくなる。
昔から結婚「しない男」はそこそこいたし、私の親族にもいた。大学の恩師にもいたし、先輩でもいた。
皆、自主的独身である。
そして、結婚のデメリットと人生に及ぼす危険性について、察知していた。
過去にあった幾多の例をいきなり無視して、誰も見ていないドラマにからめて論評する見識の低さ。まぁ、事実をちゃんと報道しない、っていうのがペーパーメディアの特性だ、っていうのは、最近かなり明確になってはきているけど、これもその一例なんだろうね、ちょっとなさけない。
まぁ、愚痴ってても仕方ないので、いくつか気になる点だけを拾っていく。まず、
>今の未婚男の特徴は『なんとなく結婚しない』という漠然とした感じと、自分の幸せしか考えない身勝手さがあること。人を幸福にするという考えがない。他人をおもんぱかる感受性が鈍く、一人でいればいるほど枯れていく
それはこの記事を書いた君らが、そういうことでしか判断できない思考力の低い人間だから、なんじゃないの?
まず、結婚しない、というのは一種のリスク管理でもある。
赤の他人を自分の生活圏の中に、1対1の立場で招き入れて、資産を収奪され、経済力がなくなったときに大量の慰謝料をふんだくられて死に際をより悲惨にし、ヘタすりゃ誰の種かわからん子供に、生活費を全て奪われ、まるで奴隷のように悲惨な末路を迎える、そういうことに対するリスク管理である。
大切なことは、皆死ぬときは一人で死んでいくのだ。すべからく死は悲劇である。だが、その悲劇の比重は、生活にこびりついた邪悪な妻によって、一層重くなる。それが結婚だ。
少なくともこの現代日本では、男は収奪される存在である、という認識がないといけない。
>40代から急に物足りなさを感じる未婚男は多い。夢も趣味も大したものではないと気づくんですよ。でもそのとき、男としての活力、市場価値は明らかに落ちている
えーと、40代から一層精神的には充実してきてますが。((笑)
周囲からの結婚圧がなくなってしまったので、かなり気楽になってきたし、自身の興味のある世界に没入することの大切さ、すばらしさを実感できるようになるのが40代からだ。趣味の大切さ、その深さに気づくのも40代くらいになってからだと思う。
たぶんこの大久保という人は独身でもなければ、40代以上の独身生活者に取材したこととかもほとんどないんだろう。
ただ自分の理解できないことに対して、貧困な邪推をしているにすぎないと思う。
>30代未婚男の結婚しない理由
うーむ、30代未満だったら、こういうこともあるかもしれない。
しかし、40を過ぎると、「日本の女というものがいかにキケンであるか」ということに気づいた、という項目も入ってくるのでは、と思う。
まず、日本の女は、結婚の相手を資産収奪の相手として認識している。
次に、自分の価値観に従属することを要求し、そして、自分を上位に置き、男が下僕として働くことを要求する。これが現代の日本の女である。
もちろん、自身が甘やかされて育っているから、子供の教育なんてのはハナからできないし、娘であれば同様の拝金メスにしたてあげ、息子であれば自身の見えの材料にしようとする。
それでも、趣味のない男は、フラフラとこういう女につかまってしまう。
この現実に皆、気づき始めているのだ。
そのことに気づかない、あるいは結婚を神聖視してしまっている記者さんとかが、見当はずれの記事にしてしまいました、というのがこの記事の正体だろう。
どうも風邪のせいで、まだ熱っぽい。
あまり論理的に書けてないってのはわかるけど、まぁ、こういうときだからこそ本心が出るのかも、と思うので、一応残しておく。
・・・いや、後になって読み返して恥ずかしくなったら消すかもしれんけど。(^_^;