火星の月の下で

日記がわり。

VHDはどうした

時代を先取りしすぎた、今だから評価したい名品をニュースサイトのリンクで見つけて読んでみたんだけど・・・。
あのー、これ書いた人、こういった機種が発売されたとき、体験してないでしょ?・・・と思ってしまった。
X68000の代わりにTownsが取り上げられてる、っていうのは、68党党員としては少し納得できかねるところではあるが、まぁCD搭載、っていうのは当時斬新だったから、なんとか納得しないでもない。
しかし、LDは間違いなく一時代を築いたでしょ。完全に勝ち組。
このLDと競合してたのがVHDで、発売当初の機能でいうとインデックス機能の充実等、LDを凌駕している点もあった。
ただし、接触方式だったので、LDのように半永久的に使えるわけではない、っていうのがかなり宣伝されてしまったこととか、LD陣営もその後、インデックス機能を追加搭載するなど充実してきたため、敗北の憂き目を見たわけで*1、とりあげるのならVHDでしょ。
VHDのもってたアドバンテージはもう今では通常のソフトではあたりまえになってるので、実感がないこととか、テクノロジー的な新しさはそれほどでもなかった、っていうことがあるのかもしれないけど、それならTownsだって同様なわけで、ちょっとこのセレクトは納得しかねるなぁ。
ピピンが時代を先取り、っていうのも、ちょっと素直には首肯しかねるところだし、海外モノでもいいんなら、Amigaとかが出てこないのも納得がいかない。
つまり、かなりズレてると思うわけだ。
選ぶ品目、あるいはページの文字数とかにも制限があるのかもしれないけど、ちょっと納得できないところが多すぎる企画記事であるな。(笑)
個人的には、立石電機のLUNAとか、シリコングラフィックスのマシンとかを取り上げたほしかったところではある。

*1:もちろん敗北の要因はそれだけではないけど、とりあえず、パッと思い浮かぶのがこのあたり。あと、LDが半永久的、と言っても、実はLDの素材自体がそれほどの年月に耐えられるものではない、っていうのが後々わかってきて、恒久使用、っていうのは実は決してアドバンテージではなかった、というのも付け加えておく。