火星の月の下で

日記がわり。

療養食

ここ数日、というか退院してからずっと療養食。
とはいえ、高脂肪、高蛋白食が恋しい若者ではないので、それほど苦にはならない、というか、新しい料理のレパートリーが増える楽しみのようなところがあって、むしろ楽しい。
30過ぎた頃くらいから、食べるものにそれほど好みの偏りがなくなってきた。
若い頃は獣肉が苦手でなかなか食べられなかったのだが、30過ぎたくらいから、普通に焼肉パーティとかにも参加できるようになってきた。まぁ、それが原因で、30後半くらいからみるみる肥満してしまったわけだけど、今はなんとか20代の頃、とまではいかないけど、30代前半くらいのところまで戻ってきているように思う。・・・血糖とか血管とかの中身までは無理だろうけど。
今では苦手な食材としては、ゲテモノ類を除けばほとんどユリネくらいで、それも無理したら食べられなくはない。
だいたい何でも食べられるようになってきた。
そんなわけなので、いろいろと療養食を考えて作るのは楽しくなってきている。
モノがモノなので、他人に勧めたり作ってあげられたり、とかっていうレベルではないのがちょっと残念ではあるが、まぁ、日記なんで気がついたことはいくつか記録していこうと思う。
ということで、粥なんだが、ここんとこずっと玄米食だったので、白米を食うのは久しぶり。
病院ででも白米で粥だったが、自分で作るとなればいちいち白米を買ってこなければならず少々面倒だった。(^_^;
で、作ってみたが、高血圧対策もあるので塩分はカット。よって最初は味なし。

まぁ、おかずもつけるし、無味の粥でも食べられなくはないのだが、塩分を加えない程度でいろいろと試してみると「おとなのふりかけ」を少しばかりかけるとなんか良い感じになる。
これに野菜の煮込みとか、野菜をポタージュ煮したものとか添えると、療養食というより、すっかり新手の料理になっているようで、やっぱり食療法も工夫が大事だなぁ、と思った次第。
あと、うどんとかスパゲッティとか、麺類がなんとか食べられるようになってきたのが嬉しい。
もとより、消化器官には問題はないし、顎があまり開けられないので、口に入れられるかどうか、っていう物理的な問題だけだったので、入ってしまえば普通に食べられるし咀嚼も問題がない。
というわけで、スパゲッティは高カロリーなのでいきなりそればっかり、っていうわけにはいかないけど、かなりいろいろとレパートリーは増えてきている。
予定では、3月の中旬か下旬くらいに固定具が外れるので、それまでいろいろがんばってみようと思っているところ。