火星の月の下で

日記がわり。

モーツァルトの命日

なんか毎年この話題を書いてるような気がするが、12月5日といえば、モーツァルトの命日である。
あらゆる作曲家の命日の中で、この作曲家の命日を覚えているのは、やはりあの『レクイエム』のエピソードがあるからかな。
悪魔的なまでに完成度の高い音楽を、まるで呼吸するかのように生産してきたモーツァルトの、最後を飾るにふさわしい、デモーニッシュなエピソードだと思う。
まぁ、今日ではその経緯の種明かしも、依頼人の正体もすっかり暴かれてしまってはいるが、墓の場所すらわかっていない、というのは、まだ伝説が一部で生き残っているような気もするね。