最強インフルエンザ

NHKの特集によると、なんでも過去に例を見ない最強・最悪のインフルエンザの感染爆発が秒読み段階に入っているらしい。
どうもインフルエンザというと、風邪との類似性があるせいかイメージ的に軽く考えてしまいがちだが、ここ数年のインフルエンザは進化の一途で、そうとうな破壊力をもっているらしい。
単に肺や気管に影響がでる、なんてなまやさしいものではなく、臓器を犯し、すさまじい感染力で、容易に死に至らしめるという。
上のNHKのリンクでは（消えるかもしれないので要点だけ抜いておくと）厚生労働省では流行時国内だけで64万人の死者と試算しているが、200万を超えるとみる専門家もいるという。
なにしろ誰も免疫をもたないため、ひとたび国内に入るや、かなりのスピードで感染が広がり、特に都市部では病院に患者があふれかえって相当悲惨なことになるという。
ワクチン開発は急ピッチで進んでいるらしくて、経鼻粘膜投与型インフルエンザワクチンの開発（pdfファイル）によると、皮下注射よりも経鼻粘膜噴霧型の方が効果があるらしい。
今年の冬はいつも以上に人ごみを警戒して、健康に注意を払わねばならない。そんな程度でなんとかなるとも思えないのだが、庶民の対策としてはその程度しかできないだろう・・・。
そうかと思うと、シラミも流行らしい。
こっちは現在その渦中。