火星の月の下で

日記がわり。

ブロンウィンにあこがれて

最近、ポツポツと、10年くらい前、あるいはそれ以前のゲームを回顧したり、総括したりするサイト、プログなんかがでてきて、そういったところをいくつか見ていくと、もう最近はほとんど、というか少なくとも90年代ほどにはゲームをしていない身にとっても懐かしく感じることがある。
90年代、X68ユーザーではあったけど、CGの方がメインで、ゲームはどちらかというと、二の次、という状態だったので、いろんな回顧記事を作成されている方々のようにまとまったものがないので、ああいう面白いものは書けないけど、わずかでも記憶に残っているうちにいくつか好きだったものを書き残しておこうと思う。
まず、途中までしかやらなかったけど、とにかくキャラに惚れた『第4のユニット』。
もうブロンウィンにメロメロ。(笑)
特に、part3とpart4のプロンウィンはグラフィックがきれいで、マスクもキュートで、しかもひたすらカッコよくて、とにかくしょっちゅういじってたように思う。
ゲームバランスとしては、私みたいなあんまりゲームをしない人間にとってはなかなかしんどいデザインで、パソ通なんかでいろいろ聞いて進めていったものである。
まぁ、キャラ人気と、SF設定がメインなところでもあったので、ゲームとしてあんまり語られることは少なかったかな。
ブロンウィン以外にも魅力的なキャラは多くて、敵方のダルズィなんか、ポニテでかっちょよくて(・・・弱かったけど)こいつとブロンウィンの対決は、けっこう好きだった。
あとは、第1から3までのユニット、順番は忘れたけど、アッシュ、ブロニー、セス、だったかな。この中では、セスがショートカットで可愛いかったのだ。(^_^)
超人少女がワラワラでてきて戦うわりに、ラブコメ要素とかはほとんどなく、内容はギャルゲーと言っていいかどうか、ちょっと首をかしげるところだけど、とにかくブロンウィンの魅力が充満していた作品だった。
作っていたのはデータウェストという大阪に本社のある会社だったけど、今はもうゲーム製作から手を引いていて、結局未完に終ったようである。
Townsはもってなかったので、やったのはPart5までだけど、5までを68と98で楽しませてもらった。一応ゲーム用に98と88は中古でそろえていたので。
つぎがワイヤーアクションの名作『アクアレス』。
X68ユーザーではあったけど、シューティングとかアクションとかのゲーム類ははなはだ苦手で(嫌いってほどでもなかったけど、積極的にしたい方ではなかった)本来ならこういうのに手を出さないはずなんだけど、なんといってもオペレーターの英国人少女との通信画面がうれしくて、ただそのためだけに、必死になってやっていた。(笑)
ストーリィは、ケルマディック諸島近くにいた調査船が沈んでしまったため、英国の海洋協会が何度か調査団を派遣するも失敗、そこで主人公(つまりプレイヤー)以下、5人のチームに調査依頼がくる、という、深海に潜っていくアクションゲームである。
基本は、ロボットのような潜航艇に乗り、装備されたワイヤーで移動しつつ(これがけっこう難しかった)謎を秘めた深海の敵を倒しながらどんどん深くおりていく、という内容。
で、冒頭にその5人が紹介されるが、実際のプレイ画面では、主人公と、オペレイターの少女の2人だけなんで、背後設定、くらいのものだろう。
その5人、まずキャプテンのドイツ人、リック・フォン・ガードナー、ひげ面の初老の科学者。けっこう2枚目。
フランス人の生物学者、エレン・リア・レイチェル、28歳、金髪の美女。
技術仕官、エディ・リー・アレン、カナダ人の33歳。マッチョなおっさん。
英国人オペレーター、ルーシー・レン・ホワイト、18歳(19の誕生日前)。ゲーム中はほとんどこの少女との会話しかないので、事実上、唯一の登場人物。
そしてプレイヤー・キャラ、エリック。アメリカ人のナイスガイ。23歳。
深海へと進むにしたがって、どのあたりからか忘れてたけど、オペレーターの映像が通信電波の乱れで、ノイズがまじるのである。
基本的には同じ絵を口パクしてるだけだったけど、こういった細かな演出が、かなりグッときたもんだった。
ゲームなれしてなかった、ということもあって2ヶ月くらいかかったけど、エンディングシーンがまた感動的なグラフィックで、当時、X68持ってて良かった、と本気で思った数少ないゲームである。
ということで、90年代、もっとも好きだったのがこの2つ。
ニコニコで探してみると、両作のOP画面をあげてる人がいたので、参考までにはっておく。