火星の月の下で

日記がわり。

▽庶民が出費をおさえることに愚痴をこぼす経済学者

消費しない20代が日本を滅ぼす!?
私は50代なんで、ここで書かれている世代とは大きく異なるけど、
・収入の7割しか消費に向かわない、かつては9割だった。
・車の販売が大幅に落ち込んでいる。
酒類の販売が大幅に落ち込んでいる。
・・・みたいなことは、美徳だと思うんだが、どうもこの経済学者とタレントはそう思っていないようだ。
あげくに、サクセスストーリィをつかめ、ボランティアをやれ、という提言を出してるけど、無駄に消費をしない、自分にとって何が必要か不要かが早い時期にわかる、大局的な動向を見通せる、我慢ができる、というのは相当成熟した、立派な姿勢だと思うんだけどな。
要するに、もっと金を使え、ボランティアをやってただ働きをしろ、サビ残を厭うな、といいたいわけか?
だいたい酒って、準・麻薬みたいなものでしょ?それの消費が減っている、というのは、おとなとして喜ぶべきだと思うのだが。
ここに載ってないけど、タバコは吸わない、パチンコには行かない、結婚はしない、というのも取り上げてほしかった。皆、人生の無駄。
こんなもので体現されるサクセスストーリィなんていらないし、経験しないとわからないような悪徳、というのは、情報が行き届いていないか、まともな教育を受けてないかのどっちかでしょう。まぁ、昨今の教育現場は相当歪んではいるようだけど。
というわけで、この経済学者にモラルが欠落してて、旧来の消費材をばらまく企業側の目線でしか社会を語れない濁った目だ、というのはよくわかった。こんなのが経済閣僚やってたんだよなぁ、この国は。(笑)
もうひとつ。若年層の自動車離れ顕著に
田舎に住んでると車は必須だと思うし、個人個人で車が好き、感心がある、というのは一向にかまわないんだけど、なぜ維持経費がかかる、ということについて論評しないんだろうね。(笑)
加えて、利権のかたまりだし。
労働者を搾取して貧困社会への道筋を作ったのが、最大手の自動車会社だ、というのも、ネット世界ではもうバレちゃってるのに、そこらへんをしっかり追求しないと、ダメ記事になっちやうよ。