火星の月の下で

日記がわり。

▽日々雑感

経済がひどいことになってるみたいなんだが、どうもネットで見てると、あまり深刻感が感じられないんだなぁ、実はえらいことになってるっていうのに。
まぁ、経済は興味はあるものの、イマイチ専門外みたいなところもあって、なかなかふみこんだ発言はできない。それで感想程度、なんだが、どうもお隣の極悪捏造半島国家が破綻寸前ということで、「ざまぁみろ、とにかくめでたい」みたいな雰囲気で、肝心の日本の危機に実感がなくなってんじゃないかなぁ、という気が少しするわけなのよん。
こちらが好調のときは、そういう対岸の火事を見てニヤニヤしているのもいいんだが、こちらがピンチのときに、ほとんど関係のない(半島との貿易はGDPの1%程度)ところが燃えようが破綻しようがあまり関係ないと思うんだけどなぁ・・・。
そもそも糞国家が破綻して、「うちも大変だが、あそこよりはましだ」なんてのは、あまり慰めにはらないんだよね。こっちの大変さと、むこうのもっと悲惨な大変さ、って実はあんまり関係ないし。
まぁ、せいぜいタカられないようにする、というのが大事なくらいで。
ただ、直接株で食ってる人とか、会社が影響蒙って倒産、失業してしまった、なんて人以外は、実感が伴わない、というのも、我々は経験ずみだ。
バブルが崩壊したときも、新聞紙面ではいろいろと取りざたされて、今にも核爆弾でも降ってきそうな雰囲気だったが、庶民生活というレベルで影響が出始めたのって、それから1〜2年経ってからだった。
そこらへんが、直接的な戦争とか革命とかと違うやっかいな点なんだが、しかし急性か慢性か、直撃か後で響くかの違いであって、確実に生活に悪い影響が出てくるであろうから、そっちの心配をしっかりせにゃならんのだがなぁ。なんか難しいね。
少しばかり願望を書いておくと、この金融危機で、北大西洋の小国・アイスランドが破綻した。
人口30万の小国で、文化的には古いゲルマン語の伝統を維持し続けている貴重な国なんだが、経済的には小国以外のなにのでもない国だ。
ここにロシアの資本が入るという。
実は日本には関係のない、遠い世界のような感覚だが、捕鯨国であり、水産立国である、という点で、小さいながらも共通点のある国なのだ。
そこで願望だったのだが、こういう国こそ日本が助けてあげられなかったのかなぁ、と思ってしまうのである。
経済規模としては、鳥取県と同程度、っていうのもどこかで見たし、それほどの負担にはならないと思うし。
お隣の極悪国家なんかにたかられたりすることを思うと、よっぽど救援融資をやってほしかった国だ、と思ったりしていたのだ。
もちろん、ちゃんとした名目が見つけにくいこと、そういう姿勢を見せるとたかってくるところがいそうなこと、などから、思いついてもなかなかできない、というのはあるけどね。