火星の月の下で

日記がわり。

▽人気者

最近巷を騒がす、郵政民営化のゴタゴタと、かんぽの宿事件。
一介の市井の者にとっては、巷に流れるニュースを追っていくだけしかできないんだけど、またぞろ巨悪が闇にうごめいている印象ですな。
このうち、小泉元首相の郵政民営化問題の後続。
新聞ではさすがにまだそういう論調は見られないものの、ネット情報紙なんかでは、米国国債に関しての密約とか、いろいろ出てきているようだが、こういうのを見ていると、小泉が選挙を戦ってたときの当時の対抗馬・社会党のキャッチコピーを思い出す。
「本当に恐ろしいものは、最初、人気者の顔をしてやってくる」
社会党が言ってた方向とはまったく違うので、たまたま偶然ではあるけど、なんかこの予言めいたものがあたりつつあるね。
もちろん、言ってた側の方が、大陸の反日組織と結びついていたことがほぼ判明してしまったので「いや、人気者も恐ろしいけど、おまえらの方がもっと有毒だろう」という気はいまだにあるが。(^_^;
ともかく、かつての人気者、今は・・・という感じだねぇ。
思い出すのは、田中角栄が首相になったときのこと。
あのときも、すごい国民人気だった。
その直前の、佐藤栄作藩閥政治の残滓みたいなのに辟易としていた、というのはあったかもしれないが、ともかく人気はすごかった。
しかしその後の金権体質、巨悪っぷりについては、もうご存知の通り。
あるいは金丸信
いまでこそ売国代議士の代名詞になっているけど、副総裁の頃は、国民人気というのとは違ったけど、代議士にはかなりの人気だったような記憶がある。
あるテレビ番組で、なぜみんな金丸氏を信用しているのか、という問に対して「金に汚くない、潔癖な人だからだ」と応えた代議士がいて、同席していた他の代議士も、大きくうなずいていたのを思い出す。久米がいた頃のニュースステーションだったかなぁ・・・。
これも、その後のヤミ献金事件は ご存知の通り。
こういうのは後になってから、ああそういえば、と思い出すことが多く、そのときにはなかなか気づかないものだったりもする。難しいね。