火星の月の下で

日記がわり。

▽比政府の正式発表を待つ

フィリピン政府「日本はカルデロン一家の要求に屈するべきではない。」

フィリピン入国管理局(DFA)は日本に不法入国したカルデロン夫妻のために「人道支援」を全力で行うと言います。
当局はカルデロン一家のために人道支援を行う準備が出来ています。
支援は新しく住む場所を用意するなどを含んでおり、これら社会福祉局によって行われるでしょう。
フィリピン当局によれば、日本政府のカルデロン一家への「温情」は国際社会に誤った認識を与えるだけであり、夫妻の要求に屈するべきではなかったと言います。
カルデロン一家はフィリピンに戻りたくないんでしょうか?」と当局は疑問に思っています。
日本政府はカルデロン一家の娘に関連し、2つの選択肢を提示しました。
娘一人だけ残るか、三人とも帰国するか、です。
一方のカルデロン一家は日本の決定を不服として政府に訴えていました。

オリジナルはここ(英語)らしかったんだが、現時点で「The requested page could not be found. 」と表示される。
トップに戻って、Calderónで検索してみると、一応それっぽいのがヒットするので、日本からアクセスが多すぎて止まったか、あるいは反響を恐れて消したか、ちょっとよくわかんないんだが、前後のニュウスは残っているので、時間差で消えた、というわけでもなさそう。
検索結果のところに少しだけ残っている文章をコピペしとくと、
DFA to extend "humanitarian assistance" to Pinoy couple, daughter in Japan immigration row
The Department of Foreign Affairs (DFA) has committed to extend "humanitarian assistance" to a Filipino couple who were asked to leave ...


Articles - ed - 03/11/2009 - 18:25 - 0 comments - 0 attachments
・・・となってるので、それっぽい文章はあったようだ。
というわけで、こういうときはググルさんにお願いして、キャッシュをリンクしておく。
DFA to extend "humanitarian assistance" to Pinoy couple, daughter in Japan immigration row(キャッシュ)
キャッシュを読む限り、上に書いてあるような強いニュアンスではないね、カルデロン夫妻の要求に屈してはいけない、とは書いてあるみたいだけど。

"The DFA officials expressed readiness to send humanitarian assistance to the Filipino couple and their daughter should they decide to go back to the Philippines," the source said. Japan threatened to deport Arlan and Sarah Calderon who were discovered to have entered Japan with fake passports almost 17 years ago.

The assistance, the source said, includes services provided by the Department of Social Welfare and Development (DSWD) to help the child adjust in her new home, he said.

The source said the Philippine government couldn't give in to the couple's request to remain in Japan because it would only send the wrong signal to the international community. "What can we do? They're asking to stay in Japan. Does it mean that they don't want to stay in the Philippines?" he asked.

これが上の該当箇所。
ただし、この後にも文章が続いてて、アムネスティが乗り出してきていることとか、それが日本政府に残るように圧力かけてる、みたいなことも書いてあるし「まず子供のことを考えてやるべき」みたいな論調なので、上の抄訳記事とは少しニュアンスが違う。
とはいっても、多くのレスが語っているように、犯罪者は強制送還されるべきだし、そこに女児のお涙頂戴にして、違法移民のゴネ得を実現させてしまおう、とする勢力に対しては、日本国民の意思として、頑として拒絶すべきだと思う。
ぜひ比島政府の公式見解を出してほしいんだけど、こんなのにかまってる余裕はないかなぁ、なんせこの国も不況やら支那との南沙諸島の領土問題やらでゴタゴタしてるし。
(追記)2009/03/14、01:13
別ソースのニュースがあったもよう。

DFA to help Pinoy family facing Japan deportation
GMANews-TVより。
それによると、
>外務省および関連機関はカルデロン一家に対しフィリピン社会への再同化支援を含む人道的、そのほかの援助を行う用意がある」
・・・と述べているみたいなので、上の記事は確かだろう。
考えてみれば、出稼ぎ大国、国全体が巨大な人材派遣会社みたいな比島が、他国で排斥にあいかねない事態にはそうとう敏感になるはずだから、こういうのは当然かな。
もちろん、人道的にも、法律的にも、市民感情の水準でも同様で、一国も早く強制送還すべきだろう。