火星の月の下で

日記がわり。

そんなの昔からあったさ

人気漫画家&編集者“暴走”…笑えない漫画業界の荒廃
ネットで、作家や編集者個人が情報を発信できるようになって、ボロボロ出てくるね、こういうの。
内容自体は、既に昨年の雷句誠さんの騒動からよく知られたものばっかりで目新しいものは何一つないけど、こういう、かつては「知ってるけど公には言えない」といわれていたことがボロボロ出てくる。
昔は、というか私の場合なんで、昭和40年代から50年代前半くらいなんだが、こういうことを発言しようとすると、印刷媒体に頼らざるをえなかったので、一気につぶされてしまいかねなかった、それで知っててもいえない状態で、たぶん現場、およびその近くにていた人はたいていそうだったと思う。
それがネットの普及でそういうのが取っ払われてしまったんだよなぁ。
以前にも少し書いたが、S学館は、対作家、ということに関して、執着というか思い込みがすごいので、それにうまく乗っかると天国みたいな状況になるけど、そんなのは1割あるかないかで、大半は、非常にいやな経験をすることになるわけ。
作品製作なんて、編集と作家の、人間としてのいやな部分が露骨にぶつかるので、他の編集、出版でも似たようなことはあったけど、ここはそういう次元ではなかった。
雷句さんの事件が起こったときも、わたし個人は雷句さんとは面識もなにもまったくなかったけれど、「ああ、あそこならこれくらい日常的にあるだろうなぁ」と、類似の事件がさーっと脳内をよぎっていったものだった。〈笑〉
で、まだ出てきてないけど、ここの少女雑誌部門あたり、そろそろ何かでてきてもよさそうなんだけどなぁ、とだけ書いておこう。(^_^;
コミケがこれくらい大きくなってしまってるから、ちゃんと自我意識をもって作品を書きたい、と思っているなら、コミケの壁サークルを目指すか、エロマンガを描いた方がよっぽどいいと思うよ、わたしゃ。・・・半分冗談だけど、半分本気だったりもする。〈笑〉