火星の月の下で

日記がわり。

名人戦第3局

今年の名人戦は、けっこう面白くて、珍しく毎局新聞を見ながら並べてしまっている。
開始前、羽生、郷田という、それほど好きではない棋士名人戦だったので、あんまり期待してなかったのだが、意外と正統派というか伝統的な居飛車戦、しかも終局間際にドラマがひそんでて、けっこう面白い。あ、好きじゃない、といっても、嫌いだとか興味がないとかって意味ではないので、念のため。
で、この第3局も終盤の詰むや詰まざるやの局面で郷田九段に信じられないミスというか錯覚があって、ひっくり返ってしまったようだ。
これで羽生の2勝、郷田の1勝となったわけなんだが、もうひとつ面白いことがあって、ここまですべて後手番の勝ち。
昨年度の、後手番が勝ち越した、というのをくしくも名人戦の場で確認しているようで、そういった意味でも面白い。さて第4局、さすがに羽生が先手番で連敗するとは考えにくいので、そろそろ先手番の勝ちになるかな?