火星の月の下で

日記がわり。

◎攻殻的エンドレスエイト

トグサ「少佐、エンドレスエイトってご存知ですか?」ワロタ。ただし原作ネタバレがあるので、原作知らない人は見ないほうが吉かも、って、ここでも原作ネタバレ全開で書くつもりなので、見たくない人は、ここから先へ進まないように。(笑)
いろいろと面白くて、荒巻がゆきりんファンになってしまったり、バトーがみくる萌えになってしまったりと、読みどころ満載なんだが、ネタを終わってからの〆どころが、友愛党のポッポ、というのも秀逸ですな。(笑)
さて、アニメブログの方でさんざん書いてるので、こっちではいいか、と思ったんだけど、毎日仕事してるだけで、この蒸し暑さと雨のおかげか精力減退、なにか創造的な方面にアプローチする余裕もないので、こういう話題でお茶を濁しておく。
前提として、エンドレスエイト、スタートが第12話で、現在第17話。
まず、作画が毎回変わってるのに、「飽き飽きした」みたいな論評が多いのには正直かなり吃驚したんだが、どうも世間ではお話だけ、もしくは結論だけしか見ていない、っていう層がかなりいるらしい。
わたしなんかは作画よりなんで、そこそこ楽しんではいるんだが、世間の連中は話と、結局どうなるか「だけ」しか見ていないのね。もっとも、制作スタジオはそれほど好きってわけでもないし(もちろん嫌いってこともないけど)第15、16話、つまりエンドレスエイト4回目と5回目の作画がかなりヘタレてたので、作画より観点からでもちょっとどうなんかなぁ、というのはあったりはする。
原作との相違点も見ていくと面白いんだが、第5巻「暴走」の「夏」にあたる80ページあまりの原作で、まだ出てきていないのもいくつかある。
もちろんその第一はオチ。
結局最後のミーティングで、ハルヒが立ち去りかけるときに「一緒に宿題をやる」ことで、宿題に苦しむことなんかまったく想定外だった彼女に新しい「やり残し」を提示してやる展開で、この直前に、去り際のハルヒに、今までのデジャブが押し寄せてくるシーンが引き金になっている。
このデジャブ襲来のシーンだけは、3回目、つまり第14話であったので、あそこで本来なら終わってたような感じなのだ。
時間にして、演出の腕にもよるだろうけど、2分あれば処理できそうにも思うし、たっぷりとその場面を見せて9月1日へとつなげると、まるまるBパートを使い切ることもできる。キョンの妹の場面もはさめるしね。(笑)
どうなるかわらんが、演出としてはかなり自由な裁量が可能な箇所でもある。
つぎに、これはまだ意図的に伏せてる感じがする、長門によって語られる「気づいた回数」・・・これが出てくるときがエンドレス終焉なのかな?
そして、庶民プールでの競争・・・これはあった、としてもいいかなぁ、くらいの描写はなくもなかったが、まだちゃんとはやってないだろう。
浴衣の柄については、原作ではかなり細かく書いているので、案外これがでてきたときがループ終了のシグナルかな、という気がしなくもないが、金魚柄とか、出てないこともないんだよなぁ・・・。
バッティングセンターでの、みくるへのバント指示は・・・あれはたぶん関係ないかな。
ということで、噂では8回やる、なんてのも出ているので、どうなりますか。
まぁ、絵がちゃんとしててくれたら、私的には無問題ではあるけど。個人的に一番良かったのは、今までの中だと2回目、第13話かな。
今回のこの実験的手法、パロ素材としてもかなり優秀なものになる可能性があるので、その意味では今後の二次展開なんかも楽しめそうではあるね。
あと、どうでもいいけど、エンドレスエイト汎用になってしまった新OP、前の『どきっ!』のOP「ロッタラロッタラ」に似てるよね。(^_^;