火星の月の下で

日記がわり。

○僕は特急の機関士で

右のあんてなに入れている、昭和初期の映画主題歌あれこれ、さんのところで、先ごろなくなられた森繁さんのミニ特集みたいなのが載っていたのだが、そこに「僕は特急の機関士で」があって驚いた。
これ、森繁久弥だったのか、知らんかった。(^_^;
私が生まれる前の曲なのだが、なぜか子供の頃、家にレコード盤があって、昭和30年代にけっこう聞いてたような記憶がある。
発売が昭和26年、ということで、東海道新幹線が走る前で、歌のサビの部分が、
♪東京、京都、大阪、ア、ウーウーウーウーパポー、
となっていて、当時の3都というと、名古屋でも横浜でもなく、この3都市だったんだなぁ、とあらためて思い返されたところだ。
この曲、あまりにヒットしたので、東海道以外の土地のヴァージョンも作られていろいろ歌われていたようで、ようつべで、九州巡り編を少し聞いてみたら、サビの部分が、
♪福岡、久留米、鹿児島・・・
になってて、なんか語呂が悪いのに、歌手の人はちゃんと歌ってるなぁ、と思ってしまう。
で、歌手を見ると、こっちは霧島 昇・二葉あき子・伊藤久男・・・、で、これまた思わず「うわっ」と思ってしまう布陣である。
それにしてもこっちの九州巡り編、鹿児島のところが「ここが日本のどんづまり」・・・なんて歌われているのだが、当時、クレームとか来なかったのかなぁ。(^_^;
さらに、九州編を聞くと、沖縄返還前なんだよなぁ、と思ってしまうところでもありますな。