火星の月の下で

日記がわり。

◇全国大学ラグビー1回戦

テレビ観戦だったので、1試合をじっくり、ではなく、Jスポのチャンネルを動かしながらの観戦だったけど、1回戦屈指の好カードだった帝京-関東戦はさすがに面白かった。
スコアは17-17で同点、トライ数優先で帝京が2回戦進出となったけど、対抗戦で見せたあの集散の早い帝京を、関東が機能的にとめていて、実に見ごたえのある試合。
ただ残念なことに、帝京にシンビンが2枚出されたことと、最初のシンビン(帝京の選手が勢いあまって関東の選手にハイタックル)で、やられた関東の選手がエキサイトして報復しかけてたことかな。
気持ちはわかるし、ハイタックルは一つ間違うと命に関わるので、怒るのもわかる・・・んだけど、ちょっと後味悪かったかなぁ、やった帝京の選手が、アクシデントだったこともあって、報復行為にまったく抵抗してなかったから。
ラグビーは当たりが激しいので誤解されやすいけど、紳士のスポーツ。ここ数年ラグビー部員の強姦事件や大麻事件なんかが新聞紙面をにぎわせる残念なことがおこってしまったけど、大半のラガーメンは、紳士で頭も良く、心優しい人が多い。
個人的には、ゴロツキの巣窟みたいな野球なんかに比べるとはるかに善人率が高いと思っているので、ああいう場面をテレビで見るのは、ちょっと残念でありました。
次の2回戦は早稲田となんだけど、関西5位の立命に中盤ややてこずってたところをみると、帝京にもチャンスが巡ってくるかも。
開幕前は、早稲田は決勝までフリーパスかな、と漠然と思ってたけど、次の帝京戦、意外と面白い勝負になるかもしれない。
それ以外では、第2試合グループの、関学-同志社戦、これはかなり同志社が健闘して面白い勝負になった。
関学・西川vs同志社・橋野、関学・長野vs同志社・正海という個人技のぶつかりあいが試合をかなり面白くしてくれた。特に後半。
試合そのものは地力にまさる関学が押し切ったようだったが、リーグ戦よりもブラッシュアップしてきていると思う。
第1試合グループの天理-摂南、第2試合グループの法政-筑波もそこそこ面白そうだったんだが、メインは上の2試合を見てたので、じっくり見ることができなかったのが、ちと残念。
コミケがすんで、再放送でもあったらまたじっくり見たいものであるな。