火星の月の下で

日記がわり。

◎『てぃんくる』の劇中理屈がときどき狂ってる件について

ジュエルペットてぃんくる』第14話を視聴したんだが、以前、パパの会社にいったときのエピソードに連なる、ちょっとイカレタ設定があった。
世界的大歌手セリーヌ・ブライトを母にもつミリアは、母のような大歌手になりたくて、レッスンに明け暮れ、ついにオーディションの日となる。
その日は敬愛する母が応援に来てくれるはずだったのが、遅れてなかなか着てくれない。
結果、オーディションにはでない!・・・と言い出す。
まぁ、ここまではいいんだけど、その後の展開。
「お仕事が忙しいからママは来れない!」
「だったらママが歌手なんかやめちゃえばいい」
「過去へタイムジャンプして、ママが歌手になるのをやめさせる」
・・・この理屈の展開にしばし唖然。
いや、なんかスタート段階の根本のところがひっくり返っちゃってるでしょ、大好きで尊敬するママ、大歌手のママ、自分もその道を歩みたいと(今回だけでなく今までもずっと)いう描写を、一瞬で卓袱台返しする突飛さ。
結局、過去へジャンプしてママの暖かい愛情に接して、という流れなんで、一応丸くは収まるんだけど、本作、ときどきへんな劇内理屈がでてくるので、それがとても面白い。
パパの会社に行ったときの「おなかすいたなぁ、そうだ偉い人に化けてタダメシを喰おう!」と思ってしまう主人公の精神状態ほどではなかったけど、今回も面白かったですわい。