火星の月の下で

日記がわり。

▽財源になるか?(笑)

【所在不明高齢者】北九州市は487人の「4割と接触できず」
【高齢者不明】 北九州市は487人の「4割と接触できず」(痛いニュースさんとこより)
先月の東京の111歳男性、実は30年前に死亡、ミイラ化で発見された事件に続いて、全国各地から、行方不明高齢者がでるわでるわ。(笑)
初報を聞いたときには、まさか生死の確認がそんなズボラなわけはなかろう、と勝手に思っていた。
それで東京都のこの家庭だけの特異な例だと思ってたから、老人年金目当ての「医学的には死んでいるけど、社会学的には生きている」*1老人がこんなに出てくるとは思わなかった。
生死確認の手続きがこんなにザルだとわかれば誰でも予想がつくことではあるが、戸籍制度の発達した日本で、よもやこんなザルな体制になってた、なんて予想できんもんなぁ。
これ、全国でいっせいに調査したら、相当な額の年金が節約できるのではないだろうか。
ひょっとしたら新たな財源になるんじゃねーか、と思えるくらいなんだが、さすがにそこまでは無理か。
年金を騙し取ろうとする方ももちろん問題だが、生死確認をちゃんとやらない公務員の体質がこの事態を生んだ・・・ように思うんだが、そのあたり、どうなんだろうね。
30年くらい前のことだが、とある即売会で、ある漫画家のアシ氏が「父親が死んだけど、相続税をとられるのがいやだから、役所にはまだ報告してない」みたいなことを言ってたのをチラと思い出した。
その頃は年金の不正受給なんて思いも及ばなかったので、ああ、死んだら税金とられるのか、みたいな感覚しかなかったんだが、高額の年金がもらえなくなる、なんてことなら、なおのこと、いつかはバレるとわかってても、やるヤツはでてくるだろうなぁ。
とにかく公務員、しっかり仕事しろよ。

*1:去年の年末にあった「たかじんのそこまで言って委員会」で辛抱氏が語っていたセリフ。