火星の月の下で

日記がわり。

○ヲタク系大学

オタクが目指すべき大学・・・という、まとめ系記事が載ってたので、それについて少し。
まとめ系、と言っても、匿名の投稿をひとつ拾ってきているだけなんだが、割とこの手の意見でよく見る傾向を感じるので、それについて少し。
明治(御茶の水)、立教(池袋)、法政大学(市谷)、國學院(渋谷、学習院、東洋(白山)、日本(三崎町)、といったあたりが上がってるんだが、これってすべて立地条件であって、学内でのことじゃない。法政や東洋なんて、かなり不向きな印象なんだがな。
最後に早稲田を上げて、少しだけ学内オタク系サークルの存在に触れているけど、本来こういう観点で、ヲタク系大学を選別するべきで、立地「だけ」で選んだものを「目指すべき」なんて言ってしまうのはどうかと思う。
立地も重要な条件ではあるが、それだけで切り取ってしまう、というのはあまりにも頭の悪さを感じさせてくれる。昭和の終わり頃、その筋の連中がひしめいていた「大阪芸術大学」なんか南河内の山の中で、まったく立地には適していなかったし。(笑)
今だとどのあたりが「ヲタク系でひしめいて」いるのだろうか。これこそが、知りたいことなのだ。
大学によっては、たまたまそういう人間が集まっただけ*1ということもあるけど、大学の特性としてはたしてどうか、ということが重要で、東京に住んでればバカでもわかる、みたいなものは情報とはいえない。
ただ少し難しいのが、学校側がサブカル的な学科を作り、そういった面をアピールしていても、なかなか実態が伴っていないことがあったり、逆に一見すると普通の「文化学科」だったり「社会学科」だったりするのに、内実はかなりヲタクより、というのがあったりするので、外から見ているだけではなかなかわかりにくい。
サークルとか、こういったところこそが「ヲタクが目指すべき」という情報としてまとめられるべきなんじゃないかなぁ、と思ったり。
もっとも、そうなると、たいてい高偏差値群の大学、ということになってしまうのであるが・・・。

*1:この場合、付属高校なんかで、そういう中心的人物がいて、彼らが入ってくることでその人物がいる間だけそういう人の輪ができる、という現象があるが、これは大学の特性として、ということではないので、はずした方が良い。