○「よくできている」と「おもしろい」はイコールじゃないんだよなぁ・・・
アニメ『神様のメモ帳』雑感 ・・・というコラムを読ませていただく。
『神様のメモ帳』の原作を読んでいないので、たぶんここに書かれていることはあたっているんだろうなぁ、とボンヤリ思うのだけど、見ていないだけに、アニメ側だけの感想になってしまうが、「よくできて」いても、「おもしろい」とは限らないんだよな、と、あらためて思う。
作画水準がすこぶる高いので、毎回録画視聴してるわけだけど、お話が面白い、と思ったことはまったくなかった、むしろ相当につまらない部類。
原作を知らないので、原作に原因があるのか、アニメ化の手法がおかしかったのか、その辺がよくわからないけど、絵がこんなにきれいなのに、話がこんなに退屈、というのは、ちょっと過去に例がすぐに出せないくらい。
わたしがメーターをやってた昭和50年代頃とは、シナリオの進め方もかなり変わっていると聞いている。
したがって現在の文芸の現場をあまり想像で書くのはよろしくないので、純粋に受け手として見ているけど、なんでこんなにつまらないシナリオになっちゃってんだろ、と思うことしきりである。すこぶるわかりやすく展開しているのに、である。
この原作は読んでないけど、同作者の『火目の巫女』がジャンルは違うもののけっこう面白かっただけに、原作に原因があるとも考えにくい。
こうしてみると、なかなか物語制作、というのは難しいものですな。