火星の月の下で

日記がわり。

△人口減

総人口、過去最大の減少=前年比で25万9000人−総務省推計

総務省は17日、昨年10月1日現在の推計人口を発表した。在日外国人を含む総人口は前年比25万9000人(0.2%)減の1億2779万9000人となり、1950年以降で最大の下げ幅を記録した。福島県は1.93%減と都道府県別の人口減少率としては過去最高となった。

ということで、減少傾向に拍車がかかっている、ということなんだが、

都道府県別では、40道府県が人口減となり、うち30道府県では減少幅が拡大し、千葉、大阪、宮城は増加から減少に転じた。

ということで、肝心の東京都が減少していないのが問題だろうな。
東京は女性の合計特殊出生率では全国最低クラスなのに、社会流入が膨大な数になるので一向に減らない、という最悪のパターン。
東京がどれだけひどいことになっているか、というのは、日曜に池袋を歩いているとよくわかる。
70年代の池袋は、現在の地方都市の繁華街、といった趣で、東京らしさと地方らしさが適度にミックスして、多すぎず、少なすぎず、の良い下町だったのが、今ではとにかく人、人、人の群れ。
どう見てもまともな人間の住む環境じゃない。
よく田舎者の揶揄ネタで「今日は何かのお祭りですか?」というのがあるが、あれくらいひどい状況になってしまうと、はたして揶揄されているのはどちらか、という気になってくる。
昔の池袋・・・好きだったんだけどなぁ。。。
首都圏で原発が爆発するくらいでないと、もうこの人間の洪水はどうしようもないのではなかろうか。
実現はまず不可能だろうけど、以前にも書いた「首都税」「首都居住税」をとるくらいでないと、この状況はかわらんような気がする、というか、それをやっても人か増えそうだし。
一方、地方の廃墟化は深刻の一語。
東海圏、近畿圏に住んでいるとそれほど極端な変化はまだ感じないけど、日本海側や山間部に行くと「ひなびた田舎」ではなく「絶滅の危機」といった趣になってくる。
かつて4大都市圏の一翼を担っていた北部九州でさえその徴候を感じるときもある。
なんとかしないといけないのは確かなんだけど、政治の無策を思うと、そのあたりも絶望的だしな。