火星の月の下で

日記がわり。

○スポーツ中継に押し出されるアニメ

MBSだけってことはないんだけど、MBSがここんとこ毎晩やってるユーロ2012の中継のおかげで、木、土の深夜アニメ枠がこぞってぐちゃぐちゃにされている状況。
毎年夏になると、高校野球やらプロ野球中継やらでひどいことになるのに、今年はそれにサッカーが加わって悲惨どころではなくなっている。さらにこのあと、倫敦五輪も控えていることを思うと頭が痛い。
時差の関係で深夜枠があてられてしまうのはある程度仕方ないとしても、昼とか夕方とかのクソ面白くもないバラエティだのチョンドラだのが優遇されているように見えて仕方がない。
サブカルに対しての差別意識、というのが、映画、ドラマ、テレビ関係者間にぬきがたくあって、そこからアニメ枠ならどかしても文句あるまい、影響あるまい、という発想なのだろう、というか、東京にいた頃、そんな現場の発言をちょくちょく聞いたし、今でも間接的にあの業界の中にいる知り合いとかから聞いたりする。
実際は違うわけで、日本発のプログラム、コンテンツとしてなんとか存在意義がある(他国に対して圧倒的優位にたっている、という意味ではないが、少なくとも競争はできる、という意味)のがサブカル関連くらいしかない、というのに、その実体はそれを下に見ての番組構成。
さらにそういった文化の温床であるところのパロディ文化を根絶やしに使用したり、中間搾取をやったりと、官僚やら政治家やらの国賊ぶりにはあきれかえる。
財務省の高級役人やテレビ局のデスク、中間搾取の広告屋なんぞより、寸止めで長く飯を食っているエロ漫画家やエロゲーマーの方が、はるかに文化人、人間として上位にある、というのが理解できんのだろう。まさに国賊である。
ましてやそういった連中よりもさらに広い視野にたって一線でやってる一般漫画家やアニメーターなんぞ、テレビ局や赤色政治家、高級官僚なんぞ本来なら足下にも及ばぬ高級存在だと言うのに、その文化底辺、知能底辺の連中が優れた文化を規制しようとする、ないがしろにしようとする。
少し飛躍してしまったが、普段の鬱憤がこういうときに湧いてでるな。(笑)