火星の月の下で

日記がわり。

○koboの失敗に見る日本語ができない人達

「大きなミスを犯してしまった」――楽天koboに何が起きたのか
koboには微塵も興味がなかったので、事件が起こってかなり経ってから知った。
社内事情がどうなってるのか、外部の人間にはまったくわからんわけだけど、

楽天社内の英語公用語化が、日本語特有の問題の解決をはばんだ面はあるのでしょうか。

・・・という疑問はごく自然に出てくるよなぁ。。。
で、それに対してこう答えているんだけど、

そういう意見をネットでも拝見しましたが誤解です。
確かに、社内会議などは英語ですが、あくまで必要な状況で使っているのみで、日本語が適切なところでは日本語を使います。
社員のPCのOSも日本語です。
カナダのKobo本社とのやりとりは、英語でスムーズに行えています。

この文章に限ったことではないけど、この人、日本語を使ってしゃべる、ということをあんまりやってないんだよなぁ。
「円滑に」と言えばいいのに「スムーズに」なんて変な和製英語で使っている。つまり、名詞ではない「smooth」に、日本語の名詞膠着語尾「に」をつけてしゃべったりしているのだ。
それ以外にもこのインタヴューの中で、「ダウンロードする」「アクティベーションできない」「プリインストールされる」「特定のバージョンで」「サポート情報を提供するコールセンター」「クオリティーが」「ラインアップをそろえる」「リリースまでに」「ギャップがでて」「チェックを待っている」「ユーザーインタフェースは」・・・と、変な日本語がもういたるところに出てくる。(膠着語尾や日本語不変化詞をつけているという点で、もちろん英語でもない)

デスクトップアプリをインストールし、アクティベーションしてしまえば、ネットにアクセスでき、ヘルプなどを参照していただけると考えていましたが、インストールやアクティベーションでつまづくと想定していませんでした。

こんな変な日本語をしゃべってる連中が、電子書籍の端末を出す、なんて、もうなにかの悪質な冗談にしか見えない。
社内会議を英語でやるのはけっこうですが、日本語のできない人を電子書籍関連につけたらダメだと思うんだけどなぁ。(笑)