火星の月の下で

日記がわり。

雑感

先日、友人達と連れだって天神橋筋に出たときに上がった話題の一つ。
「名作、傑作、巨匠はなぜ生まれなくなってしまったのか」
それに対する、その場での私の暫定的な答え。
名作、傑作は、たぶん今もどこかで生まれている。我々はそれにまだ気づいていないだけ。
つまりそれが名作である、傑作である、と知れるには時間が必要。
・・・と、一応こう答えたし、この回答には自信もあるんだけど、現在時のものについてはそれを確認できない、というもどかしさがある。たぶん半世紀は必要だろうからね。
もうひとつ、巨匠は生まれなくなったのか。
これについては回答が難しい。
名作、傑作と違って、ある一定量が供給されれば、その中から高い品質のものがうまれてくる、といった定量的な問題だけでは片付かないから。
この話題は手塚治虫について語られていたときに出たので、手塚治虫クラスとなると、確かに量や時間の問題ではないだろう。
加えて時代精神、みたいなものもあるだろうしね。