火星の月の下で

日記がわり。

銀幕の中の十四郎

近衛十四郎の実演時代・・・という、すばらしいサイトがあったので、メモがてらリンクさせてもらう。
なかなかすはらしい資料性で、これだけのことを調べるには情熱はもちろんだろうけど、そうとうの時間がいったことと思う。素直に敬意を表したい。
デヴューが私が思っていた時期よりもかなり早くて、しかもあやめ池の市川右太衛門プロダクションがそのスタートだと言う。
あやめ池に映画スタジオがあったことは、近鉄のあやめ池遊園地時代に作られたパンフレットで知っていたが、まさか十四郎さんがそこに籍を置いていたとは知らなかった。
近衛十四郎」改名以降、亜細亜映画でのデヴューというのが、私の知っていた出発点だったからだ。
思えば剣劇俳優というものに魅せられたのは、近衛十四郎の神業のような殺陣を見てからだ。
以来、機会があればできるだけ視聴するように努力はしているが、地方に転居してしまってからは戦前のものはほとんど見ることができなくなった。
この優れた資料を道しるべに、もっと積極的にその機会を探っていきたいと思う。