火星の月の下で

日記がわり。

▽天声人語の魯鈍ぶり

凍えるピザ配達員に缶ビール渡す話が「ほっこり」? 朝日新聞「天声人語」の感覚がズレていると話題に
大雪の日にピサ屋から出前を頼んで、寒くてふるえていた配達員にビールをわたして「心がほっこりする話」とした朝日の天声人語に対して、

「バイクで配達している人にビールを渡すなんて、飲酒運転幇助で捕まるレベル」
「凍えた体にキンキンのビールなんて嫌がらせレベル。普通はあったかいお茶かコーヒーじゃないか?」
「そもそもあの大雪の日に宅配ピザを頼むなんて大間違いなんだよ」

・・・という批判が寄せられているらしい、といったもの。
確かに缶ビールをわたす、というのは感覚としてそうとう変だよな。
常識的には暖かいコーヒーか紅茶、というのが普通の感覚だと思う。
われわれが学生の頃、天声人語は「よくできた日本語」の見本のように言われていたが、今はとてもそうは言えず、内容も陳腐なら日本語としてもそうとうおかしくなっている。
毎日新聞では例の塩田某がコラムで「できる?」という中学生のケンカ言葉みたいな文章でコラムを締めて、その痴呆っぷりを全国にアピールしていたが、朝日もかなり末期的になっているらしい。今回のものは日本語云々ではなく、中身の陳腐さで注目を集めてしまったわけだが。
読売のチンピラくさい日本語もかなりひどいし(全体としては朝日以下)、主語の論旨が途中で変わってしまうことがたびたびある日経等、新聞の日本語が平成になってから劣化している。
こんなのを見てると、社内にかなりの非日本人を抱えているのかなぁ、という気になってしまうのだが、実数的にはどうなんだろ。