火星の月の下で

日記がわり。

ドルシェツキー作6つのティンパニと管弦楽のための協奏曲

かねがね古典派の時代にはいろいろ協奏曲が作られ、その中でもティンパニ協奏曲と言うのがあった、と言われていたが、ようつぺにその代表作と言われるドルシェツキーのものが上がっていたので、視聴。
なんとも不思議な音楽で、旋律や和声は間違いなくハイドンモーツァルトの時代なのに、ティンパニがドンドコ入ってくると、異世界の音楽に聞こえてくる。
軍楽隊のような、それでいてどことなく気品もある、という妙な感覚。
しかもカデンツァまであるので、ティンパニという楽器の魅力、というよりもむしろ個性、というものにひかれてしまう。
けっこう面白い視聴体験だったので、機会があればこのジャンルも聞いていこうと思う。