火星の月の下で

日記がわり。

『はがない』実写化が進行中らしい

平坂読 『僕は友達が少ない』 実写映画化について
原作者さま自らの声明。正直、実写化はもと作品の好き嫌いにかかわらず反対の姿勢だけど、なんかまたも暗い気分になるニュウスですな。
原作者さまが書かれている、そしてあえて書かなかったところの「苦い気持ち」というのが伝わってくるのが辛いところで、実写化は元作品のファンを不幸にする、というのが今回も実証されようとしている、という心理。
実写化作品の善し悪しもさることながら、実写に際して俳優や監督が、原作ファン、あるいはアニメ等の映像作品であればそれを作り演じていた人たちを下に見るといういつものおきまりの発言、あれがもうとんでもなくフユカイなので、この手の実写化のニュウスを見ると、ほんとに嫌な気持ちになる。
今年の年頭にあった『ビブリア古書堂』のテレビドラマ化で、主演の女優の言動に頭にきた人は多かったろうと思う。
わたしは原作を読んでいないし、さほど興味もなかったので無視していたけど、あの主演女優の言動だけはそうとうに不快だった。
そんなことがあったりするので、極力その手のニュウスは耳に入れないように努力はしているんだけど・・・してても入って来るんだよなあ、悲しいことに。
この原作者のコメントの中でも言われているが、確かに署名で中止に追い込むというのはあんまり褒められた手法ではないと思う。
しかしかといってそれに変わる手段となると・・・ちょっと思いつかない。
原作者は「無視する」ことを推奨されているようだけど、これ『めぞん一刻』の昔からファン諸氏はやっているんだけど、いっこうに効果がない、というのがもう痛いほど身に染みついているんだよな。