火星の月の下で

日記がわり。

○まとめ記事の暴走と、米国人には英語をしゃべれない方が多い件

2chとまとめサイトがひどすぎる! 許しがたき恥知らずな盗用&改竄行為について
このまとめ記事、及び元記事については知らなかったので、とりあえずまとめ記事の暴走から。
一応自分もまとめ記事を読むことは多いし、ここでリンクを張ったことも一度や二度ではないので、間違えてしまったことがあったかも知れない。
極力もと記事は見るようにしているんだけど、ついついとばしてしまうこともあるからなぁ・・・。
そして危惧するのは、いつ自分もこういう被害に遭うのかわかったもんじゃない、ということ。
ネット上ではないけど、大昔メディアに取り上げられて不快な思いをしたこともあるので、そうなったときの恐怖感、不快感はかなりリアリティをもって想像できる。
長いことネットをしてたらそのうち実際にそういう目にあうかも知れない。
その意味でこのまとめ記事の暴走には少なからずゾッとするものがある。
関連して、というかその暴走とはあまり関係なく、元記事も読ませてもらった。
以下は暴走記事とは関係なく、米国人の英語に関しての感想。
「日本人の英語はおかしい」と主張する本の英語がおかしい件について。『日本人のちょっとヘンな英語』
実は私もこの本は立ち読み程度だけど読んだ。
よほど売れてるのか、うちみたいな田舎の書店にも置いてあった。
で、読んだ結果、ここの人が書いておられるように、著者の個人的な言い回しや好みが書かれているだけ、という感じだったので、購入はしなかった。
奈良っていう日常で外国人とよく出会う観光地に住んでいる身としては、道を聞かれたりするっていうのはかなりの頻度であるし、行く方向が同じだったら同道して話しこんでしまう、ということもけっこうある。
その感覚で言うと、この著者の書いている英語は「現代的」な英語ではなく、くだけすぎて失礼な英語である、と思った。
そもそも米国人でも英語を正しくしゃべれている人はかなり少ない。
敬語がしゃべれない(英語にだって敬語はある)、助動詞の使い方を知らない(代用表現を知らない)等々、話してると、英国人か米国人か、というのはかなりの頻度でわかる。正確に言うと英国を含む欧州人かな。
英国以外の英語ネイティヴではない欧州人の方が、米国人よりも正しく教養のある英語を使う、というのは在欧時代にも感じたことだ。
だからあれは英語ではなく米語と言ってほしい、とときどき思う。
古語、あるいは古くさく感じる、というのであれば、2人称thouやyeをしっかり人称変化させてしゃべっていたり、doを使わない疑問や否定のようなケースだと思うけど・・・それだとそもそも大半の米国人には通じないかな。
あと豪州ほど極端ではないけど、米国人の発音もそうとうに変。もちろん日本人のカタカナ英語はそれ以上に変ではあるが、米国人だってそうとうに変なのだ。
正しい間違っている、という観点ではなく、通じるか通じにくいか、という観点なのでそれでもいいとは思うけど、この著者の思い上がった態度には少しばかりカチンときたものでした。