火星の月の下で

日記がわり。

▽捏造・変態の毎日が語る特ア

特ア?(発信箱:布施広(専門編集委員))

ちょっと面食らった。「特アとの関係は重要ではない」。意見感想欄にそう書いてある。ご存じだろうか。特ア(特亜)は特定アジアの略で、具体的には中国、韓国、北朝鮮を指す。反日感情の強い3国を冷ややかに隔離するように、ネットなどで時々見る言葉だ。

・・・という枕を振った後、ある難関大学での中国とのアンケートに話が及ぶ。

また、「集団的自衛権を認めるべきだと思うか」との質問に、「思う」と答えた人は55%、「思わない」はわずか13%だった。「行使を認めるべきか」と聞く方が正確だが、出題ミスとも言えまい。ちなみに毎日新聞の8月の世論調査では、「思わない」が53%を占めた。タカかハトかといえば、エリートと呼ばれる学生たちはタカに近い。

編集委員の席にある人物が、アンケートの設問により恣意的な答えを導き出せることを白状している。
アンケート云々の話を続けたあとこうしめくくる。

ともあれ隣人は大切にしたい。右でも左でもいいが、特アなんて悲しい言葉だ。

なんの客観性も科学性もなければ、報道的価値ももたない情緒的なしめくくり。
一読して、変態新聞はどんどん捏造アカヒの天声人語に近づいているという印象を受けた。
特定アジア」という呼称は現代の極東の情勢を言い当てた至言。
そもそも特亜三国が自分達の国だけをアジアであるとして「日本がアジアから孤立している」と言い出したのがこのことばを生み出す一因になったことをこの論説委員は知らないのだろうか。
「あなたのおっしゃるアジアはどこの国のことかしら」・・・はなかなかのセリフだと当時は思ったものでした。
ちなみにこの記事を書いた布施広氏はむしろ中東問題の方が専門のような人で、過去の記事を検索して読む限り、それほどの反日、親韓、媚中、という印象は受けない。
むしろ大昔の中立だった頃の毎日の気風をよく伝えている記者なのだが、社内の雰囲気がこういう記事を書かせてしまったのだろうか。
そんなわけで、布施広氏の以前の記事も少しリンクしておく。いつまで残ってるかはわからないけど。
日本の「右傾化」(2012/09/27)
神の言葉はどこに?(2013/05/30)(元記事が消えているのでこちら)
見出しからだと誤解を受けそうだけど、堂々と特ア三国に対しての警戒を語っている。
決して反日寄りの人ではないと信じたい。