火星の月の下で

日記がわり。

◎NECOで『マイティジャック』

今日からチャンネルNECOで『マイティジャック』が始まる。
DVDを買ってなかったのでかなり嬉しい。
もちろん、第一部の一時間番組の方である。
それに先だって「マイティジャックのすべて」という特番もやってたんだが、これもファン目線でなかなか良かった。
MCをAKB系の(AKBではないんだが)チャラいアイドルみたいなのにやらせていたのがやや不満ではあったけど、概ね良い前宣伝だった。
今晩からなので楽しみにしておこう。
『マイティジャック』というと当然リアルタイム世代なんだが、それとは少し離れたところで思い出すことがある。
80年代、インディーズムーヴィが盛んなりし頃、とある上映会の代表さんといろいろ同人特撮やら上映会やらの話をしたことがあった。
その人はワタクシよりも一世代下で、放映時生まれてはいたがまだ赤子だった人。
特撮技術の話になったとき「この間『マイティジャック』を見たんですよ」と話し始めた。
あのものすごい特撮についての話かな、と少しばかりワクワクしてたら
「名作だ、っていうから見たのに、全然面白くない」
・・・とか言われて、ズッコケ。
あなた、あの特撮を見ても何とも思わなかったわけ?・・・ということばが出かかったが、作品論を口頭でやるとほぼ確実にもめるので、そこはグッとことばを飲み込んだ。
後になって思い返すと、たぶんその代表さんはストーリィの方を言ってたのかな、と思うようになったのだが、一般人ではなく、仮にも映像製作に関わっている人がそういう感想を言うなんてなぁ・・・と、かなりしょげてしまったことがある。
確かに『MJ』のストーリィパートはそれほど良いとはいいかねる。
しかしそれを補ってあまりあるあの強烈な特撮が「名作」たるゆえんなのに、そこに気づかないとは悲しい人だなぁ、と思ってしまったものだった。
『マイティジャック』は映像を見る作品なのだよ。