火星の月の下で

日記がわり。

○バカッター考

もうバカッター機能がさんざん衆目を集めてからだいぶ経つので、どれか特定のツイートに関して、というわけではないけど、ちょっと思ったことを記録しておく
電話で話をしているつもりが実はターミナル駅の駅前で拡声器で話していたのと同じだった、ということに気づかないサーヴィス、あるいはもっと言うと、鍵のかかる自室でお気に入りのエロ本見ながら自家発電に励んでいたら、それは自室ではなくてマジックミラーの総ガラス張りでした、周囲の人は見ようと思えば顔をそちらの向けるだけで視界に飛び込んできます、みたいなサーヴィスだったわけで、セキュリティ云々以前にそういう公衆の面前状態だったのをもっとしっかり周知しておくべきだった、というのが表向きの意見。
それを知った上で使うかどうか、というのが個人個人のセキュリティ云々だけど、このサーヴィス、このツールしかない、っていう状態というか空気になっているのも問題かな、と。
実際にすたれてはいてもまだまだチャットツールとかは捜せばいろいろあるし、スカイプだって完全に密室にできるわけではないにしてもバカッターほどの丸見えではないし。
自分から発信もできるけれど、基本は誰か有名人とか企業告知とかを眺めるツール、見ることに特化させて自分から発信はよほどの覚悟がなければしない、くらいのものって意識をしっかり持っておきたい、というのがワタクシのスタンスなんだけど・・・結局バカッターとして使ってしまう人はそういうことは耳に入らないか、入る前にやっちゃうか、なんだろうね。
電話のように自分の声を使ってするのではないので、その分敷居が低くなっているってのもあるんだろう。
バカッターの中にはほとんど犯罪ってのもあるので擁護するつもりもないが、普段の会話の中でやってるような軽い冗談を発していたら人生を棒にふりかねないとんでもないことになってしまう、というような人にはかなり同情もしてしまう。
今学校で我々の頃にはなかった「情報」に関する科目ができているので、この辺のマナーというかセキュリティについては、全国民に行き渡るようにしてほしいものでございますな。