火星の月の下で

日記がわり。

○誤字脱字に思う

草の根にいた頃、「誤字脱字は気にしなくてもいいよ」というのはちょくちょく言ってもらって(正確には書かれたり、レスしてもらったり)ずいぶんと気が楽になったことがあった。
今のネット環境と違い、入って来るのにけっこう敷居の高い側面があったパソ通の世界。
せっかく来て書いてくれてるんだから、その気持ちに水を差しちゃいけない、という気持ちからだったのだろうか、おかげで初期の頃はずいぶんと肩の荷がおりて楽しく参加できた。
ネット環境になって誰でも自由に書ける、それこそ小学生でもブログを開いて書くことができるようになった今、そんな空気はもうない。
マスが大きくなればそれもまた仕方のないことではあるし、たとえ許容されていたとしても誤字脱字が少ないにこしたことはない。
とはいえ、やはり一個人が書いている内容なので、どうしても誤字脱字は出てくるものだ。
ところが匿名板あたりになってくると、ちょっとした誤字脱字があっただけでとたんにザイニチ扱いになってしまう風潮ができあがっている。
パソ通時代から細々とやってきた人間にとっては、あれはかなりしんどい風潮であるな。