火星の月の下で

日記がわり。

○迷夢

歳を取ってから電車に乗り間違える夢をよく見る。
いつもとちょっと違う電車に乗って、結果的に早くつくどころか路線のわからない所へでてしまい、どんどん日暮れていく、といったような夢。
場所は今住んでいる地元だったり、昔住んでいたところだったり、子供の頃の場所だったり、そもそも特定の場所かどうかはわからず、ただ知らない駅に着いてしまっているだけの状況だったりでさまざま。
夢の中なので、どんどん日暮れていく、暗くなってしまっても終電の時間までなる、ということはほとんどなくて、ひたすら乗り間違えて帰れない、という状況。
たぶん心理的に何かの不安が表れているのだろうけど、過去の経験と照らしてみるとひっかかることもないではない。
子供の頃、一度だけバスに乗り間違えて、とんでもない場所に来てしまったことがあった。
今のように携帯電話やスマホのある時代でもなかったし、両親は共働きだったので近くの公衆電話から家に電話してもつながらなくて、けっこう途方にくれてしまったことがあった。
結局なんとか交通費をふんだんに使って帰ることができたが、ほとんど半日ムダにつぶしてしまった。
記憶に明確に残っている失敗としてはこれくらい。
あとは、快速と各停を間違えたくらいで、大きな失敗は経験ないのだが、どうもここのところ、この「電車を乗り間違えて路線のわからないところへ行ってしまう」という夢を見る。
疲れてるんだろうなぁ・・・。