火星の月の下で

日記がわり。

△思わぬ方向で話題になってきた倉敷女児誘拐事件

倉敷の誘拐事件で「BLEACH」が風評被害を受ける
この誘拐事件ではいろんな風評被害があって、かなりえげつないな、と思ったのは、どこのサイトとは書かないけど、とあるまとめ系で「母親が怪しい」という掲示板カキコミをせっせと集めてきて、ZだBだと書きまくったあげく、この児童の居住地区を犯罪特区みたいに決めつけ、事件が解決したあとは謝罪するでもなく「人騒がせな小娘だ」と言っていたところで、こういうまとめ系の中にも凶悪きわまりないのがいるもんだな、と思った。
上のリンク先のまとめは、もちろんその凶悪まとめ系ではないんだが、ニュース画像を使ってて見やすかったのでリンクしてみた。
この中で面白かったのが2つあって、まずは女児が見ていたというテレビが『BLEACH』のDVDだったらしいこと。
ただテレビ局がたまにやるけど、該当作品ではなく、そのジャンルの代表として映像に乗せることもあるので、映像として出してしまってはいるもののはっきり作品名を言ってないから違う可能性もわずかばかりある。
しかしこういう形で出される、というのは、メディアの暴力だよな、という気も少しするな。
かつて宮崎事件のときも、犯人が将棋好きだった、という情報が流れて将棋界が少しいやーな気分になったことがあったけど、犯人が好きだったからと言ってそのジャンルに罪はないわけで、こういうイメージ誘導はほんとにメディアの暴力という感じがするのう。
これに関しては報道最後の方にあった「壁と天井に少女アニメのポスターが貼ってあった」というのも同じ。
もう一つが「少女妻妄想」。

警察の調べによると、藤原容疑者は、容疑を認めたうえで、犯行の動機について、「少女に興味があり、自分好みの女の子に育てたかった」と供述していることが新たにわかった。
また、19日に警察が藤原容疑者の自宅に突入した際、捜査員に対し、女の子を「自分の妻です」と紹介し、言い逃れをしようとしたという。

ここは別の意味で強烈ですな。
光源氏計画は、1000年以上昔の話だから成立するのであって、現在こんなことは成立不可能だ、というのが、この49歳にわからなかったようで、もう強烈としか言葉はない。
もちろん工□ゲとかウ=ス異本の世界でなら普通にあるとは言え、あんなのはファンタジーだしな。
イラストレイターを自称していたらしいけど、二次元世界に首を突っ込んでいたわりに三次元の醜さを継承しようしていたり、どうもよくわからんな、ヲタクとして、ではあるが。最近はこういうのが増えてんのかね?
ということで、よくある誘拐事件かな、と思ってたら、けっこうつっこみどころがありそうだったので日記として記録しておく。
将来自分も疑われないようにせんといかんなぁ・・・。住環境にかなり共通点があったので。