火星の月の下で

日記がわり。

今週の、まじめな『こち亀』

アニメ談義にうつつをぬかしている両津の元に、中国からのツアー客の先導依頼が来る。
行って見るとその中に一人、アニメーター志望の少女がいて、見学に来たのではなくアニメーターになりたいという。
そこでつてを頼んでとあるスタジオに息、持ってきた絵を見せる。いろいろあって帰国した少女は中国でアニメーターになる。

・・・みたいなお話。
毎週アニメを見ててアニメ誌もちらちら買っている人からしたら普通の内容で、別にケチをつけるほどでもないんだけど、実際に東南アジアからのアニメーター志望やイラストレーター志望の人達を何人も見ている側からすると、なんで中国人にするかなぁ、という不満が少しばかりある。
切実さ、という点ではタイやマレーシアからやってくる志望者の方がはるかに上で、こういう夢を叶えました系の砂糖菓子ストーリィよりももっと重い現場がある。
それなりに成功している人も見ているし、大資産家の子弟ってのもけっこういたりするのでとりたてて悲惨ストーリィにしなくても良いとは思うけど。
というわけで、単に私の個人的な好みから外れるというだけなのだけど、ちょっとばかしひっかかるところが多いな、と思ってしまったのでありました。