火星の月の下で

日記がわり。

○近大みかんも忘れないで

クロマグロだけでない、近大ブリも世界へ
近大が水産系に力を入れている、というのは、わしらがまだ学生だった30年前からけっこう言われてて、その長い努力と研究の成果なのは言うまでもないことだけど、ここにきて一気に花咲き始めた印象であるな。
ちなもに水産系以外の農学部もいろいろ成果を出してて、著名なところでは近大みかんなんかもある。
ただ近大みかんはそれほどの大量生産にはまだ至っていない、ということもあって、なかなか市場に出てこない。
私大で農学部をやる、というのはいろいろと難しいこともあるのだが、近畿大学は何かその突破口を見いだしつつあるようですな。
近畿では龍谷大学農学部を作るらしいけど、長期的ヴィジョンと視野が必要、ということをしっかりと意識してがんばっていってほしい。
関西ではひところ「産近甲龍」というくくられ方をして、関関同立に次ぐ第2グループ、関東で言うMARCHみたいな位置になっていたが、甲南はセレブ層に人気があり、京産大は受験偏差値と就職でかなりの健闘、近大は私大理系学部の雄として、理工、医、だけでなく農学部においても光り輝き始めている、ということで、どこかおいてかれつつあった龍谷農学部に手を出し始めている、というのは「生き残り戦略」の一つであったとしても、好意的に見ていきたいと思っている。
ただ龍谷は母体が仏教系なので、違和感はかなりあるけどね。