火星の月の下で

日記がわり。

コンビニ版ミュータントサブ

コンビニコミックス版ミュータントサブを2冊買って返る。
忘れているのあるかな、と思い読んでみたんだが、全部細部に至るまで明確に覚えていたのには驚いた。
子供の頃の記憶って、いつまでもしみついているもんだね。
ただし、全部通して読んだのは連載時というより、少し後に出た「選集」の方だったような記憶。
2冊の中では、白い少年編と、魔女の条件編がとりわけ目いょうに覚えていたので、それだけ好きだったんだろう。
途中からサブが立ち位置や背景をひょこひょこ変えて連作短編みたいな仕様になっていくが、あれって月刊誌時代から週刊誌時代への移行期によく見られた手法。
しかしコンビニコミックは通し番号がないのでいかにも不便であるな。
誕生編、進化編、としか書いてないけど、これでおしまいなのかしらん。
少なくとも「少女クラブ版」の分がまだ残っているはずなんだけど、どちらかというとそれを一番読みたい。
むかしむかし、石森のFCが出していたコミックス仕様(中版)のもので読んだことがあって、あのラストの苦いしめくくりは、石森全作品の中でも5本の指に入る名作だと今でも思っている。