火星の月の下で

日記がわり。

○真祖は大老ポーという感覚

中国オタク「吸血鬼系のアニメや漫画に出て来る真祖って設定、あれ何なの?」右のあんてなに入れている日中文化交流さんのところから。
ちょっと遅れたけど、面白そうな記事だったので、個人的な感想をダラダラと流しておく。

吸血鬼系のアニメや漫画に出て来る真祖って設定、あれ何なの?
強くて偉い吸血鬼っぽいのは分かるが……誰か詳しい概念を教えてくれ!

こういうところにも日本オタク文化の蓄積とその独自性が出てきている感じがする。
ワタクシの感覚だと、吸血鬼の真祖って言われて最初に思いうかぶのが『ポーの一族』の大老ポー。大老と書いて「キング」と読む。
ただ、大老ポーが登場する「メリーベルと銀のばら」を引っ張りだしてきて確認したんだが「真祖」という言葉は使われていない。
となると、真祖なることばを初めて使ったのは誰か、ということになって、それだともう少し時代が下るのかな。
ワタクシのイメージだと、言葉は使われていなくても、大老ポーなんだけどなぁ。(^_^;
ポーの一族』が月刊少女コミックで連載開始したのが確か昭和47年(1972年)、第2部というか第2巻というかの「メリーベルと銀のばら」が初登場したのが昭和48年(1973年)の1月号。
かれこれ40年以上前なんだね。
当時、その登場に驚いて、毎月楽しみに購読していたのを思い出す。それまでは別マ党だったのに。
念のため一応書いておくけど、それに相当する単語を使ったかどうかはともかく、諸外国で「真祖」に該当する吸血鬼物語は当然これ以前からある。
しかしこの文脈はサブカル作品としての、なので、そのあたりは今考慮に入れない。