火星の月の下で

日記がわり。

◎少年週刊誌の盛衰

少年サンデー37万部
タイトルは「37万部」となってるが、資料は38万部と書いてある・・・まぁ些細なことだが。
サンデーは『伊賀影』の頃から読んでたけど、一番面白かったのはリンク先でも少し出てくるけど『うる星』やってた頃だろうな。
リンク先では『うる星』と『タッチ』が上がってたが、私は『うる星』と『県立地球防衛軍』かな・・・。
まぁそんな古い昔話を書いても仕方ないのだけど、少年週刊誌を読まなくなった個人的に最大の理由は、絵が汚くなったから。
この意見はあんまり見ないのでたぶん少数派だと思うけど、昭和の末頃まではその時代で一番センスの良い絵が少年週刊誌に踊っていたのに、平成になるちょっと前くらいからそういう絵のきれいな漫画は青年誌の方にいっちゃって、少年誌の方はデッサン狂いの小汚い絵、あるいは絵の情報量は多いけど過剰にあふれているダサい劇画絵ばっかりになってしまって、それで見るのをやめてしまった。
お話の方にウェイトがかかりすぎたせいで、絵についてはほとんど顧みられなくなってしまったから、というのが私の最大の理由。
漫画が中学生以下のこどもだけが読むものでなくなっている現在、少子化になれば人口のヴォリュームゾーンで最多ではない層を対象にしている少年誌の数が減るのは当然かもな。
ただ昔の「漫画雑誌」の代名詞だった時代(あるいは黄金時代)を知っていた世代がしつこく残っているので、別のインパクトが出てくるのかもしれない。
それにしても、快楽天とほぼ部数が同じとは知らなかった。
サンデーが落ちたっていうより、快楽天がすごい、と思うのだが。