火星の月の下で

日記がわり。

○『真田丸』第23話「攻略」感想

北条氏政高嶋政伸、迫真の演技。
一エピソドとしては相変わらず面白かったんだが、このペースで行って「大阪夏の陣」まで描けるのかなぁ、という心配がかなり出て来たエピソードでもあった。
だって某月刊誌のインタヴューで、幸村(劇中ではこの名では出てこないが)役の人が「三谷さん、ひょっとしたら大坂の陣はやらないんじゃないかなぁ」・・・なんてブキミなこと言ってましたからなぁ。冗談の範囲だろうとは思うけど。
本能寺の変のとき、真田家に関わりのうすい事件は、歴史上の大事件であってもサラッとナレーションですませる、というのがあったので、秀吉の朝鮮征伐〜明侵攻のあたりもナレーションですませてしまいそうではある。
個人的には秀吉没後のところで尺をとってほしかった気分ではあるけど、全体像は明確であろうと思うので、心配はそれほどしていないが。
小田原攻めと平行して行なわれる忍城攻防戦、石田三成のキャラクターをさらに浮き上がらせた効果もあったけど、サブカル系期待の甲斐姫エピソードはバッサリ削除、というかまだ続くのでこれから出てくる可能性もあるけど、今回分では微塵もその気配はなし。
ま、甲斐姫の史実については、秀吉の側室となった以外は後世の創作、という説も強いので、歴史ドラマとしてはそこにはあんまり立ち入れんかな。佐助みたいなのは出してるけど。(^_^;