火星の月の下で

日記がわり。

○体育の日

10月の第2月曜日が体育の日になって久しいが、今年はもともとの体育の日である10月10日がその第2月曜にあたり「本来の日」に戻ったかっこうだ。
言わずと知れた昭和39年10月10日、東京五輪開催の日である。
あまりに昔のことなのでぼんやりとした記憶しか残ってないが、柔道でヘーシンクが勝ったこと(むしろ日本柔道が敗れたということ)、東洋の魔女、三宅の重量挙げ、そして円谷の銅メダルかな、なんとなくでも記憶にあるのは。
もっとも円谷選手の銅メダルは、その4年後に起こった痛ましい事件のときに再びクローズアップされることが多かったので、そっちの方での記憶が上書きされているというのもあるが。
中でも一番インパクトがあったのがヘーシンクが神永を破った柔道無差別級で、おかげて他の階級の優勝者とかはすっかり忘れてしまった。
格闘技とか柔道とか、まったく興味がなかったにも関わらず強いインパクトが残っている、というのは、当時の少年漫画等における柔道人気の影響も受けていたのかな、なんてときどき思ったりもする。