火星の月の下で

日記がわり。

○四国に初の獣医学部、認可

「国内52年ぶり 愛媛・今治に岡山理科大七つ目」
(p://mainichi.jp/articles/20170121/k00/00m/040/044000c)

規制緩和で地域振興を図る「国家戦略特区」の諮問会議は20日、特区の愛媛県今治市に2018年4月、岡山理科大の七つ目の学部となる獣医学部(定員160人)を開設する計画を認めた。
同大学を運営する学校法人加計学園岡山市)が内閣府の公募に応じた。
獣医学部は国内16大学(総定員930)にあり新設は認められていなかったが、獣医学部のない地域で先端研究や感染症対策などに対応する学部として認可した。
国内では1966年に青森県に開設した北里大畜産学部(現・獣医学部)以来52年ぶり、四国で初の獣医学部となる。

これはちょっとした快挙、と言ってはおおげさか。個人的には良いニュウス。
望むらくは国公立大学に新設してほしかったけど、岡山理大ならまずまず、と言ったところか。
もちろん名称通り岡山に本部・キャンパスのある大学だけど、獣医学部だけ愛媛県に出張して新設となる運び。
獣医がかつての「牛馬専門、酪農の一分野」からもっと幅広いものになっている現在、獣医の養成機関、研究施設はもっとあっていいと思っていた。
記事中にもあるけど感染症対策としても重要だし、単にペット需要ってだけではすまない問題もある。
その意味で順調に獣医の養成機関、研究機関になってほしいもの。
さらにもう一つ、獣医学部ってその歴史から都市部に極端に少ない。
東京にこそ国立2校、私立1校と揃っているけど、近畿が大阪府立大のみ、東海が岐阜大のみなので、この両地域にはもっとあってもいいんじゃないか、と思うことしきり。
獣医師試験の試験地も、北海道、福岡、東京だけで、近畿・東海にはないしな。