火星の月の下で

日記がわり。

○名将私見

「現役時の野村克也氏 田淵幸一氏を「こいつダメ」と感じた瞬間」
(p://www.news-postseven.com/archives/20151227_372437.html)
ちょっと前の記事だけど、面白かったのでリンクしておく。(^_^)
で、この中で本論とは関係ないことなのだが野村の私見として、名監督だと考えている「5大監督」が上げられていて、ちょっと私の感覚と違うな、と思ったので、その点だけ少し。


私が名監督と考えている三原脩西鉄など)、水原茂(巨人など)、鶴岡一人(南海)、川上哲治(巨人)、西本幸雄(阪急など)の私が名監督だと考えている「5大監督」がすべて内野手であることを考えても頷けるところだ。

三原、水原、鶴岡の3人は、昭和40年頃から「日本の3大名将」みたいな取り上げ方をされていて、それを引きずったのかもしれないし、なにより巨人監督だった頃の三原、水原を野村は見ていないはずなので、この昭和の知識が影響したのかな、という気が少ししたので。
もちろん、西鉄監督、近鉄監督としての三原、東映監督としての水原とは数多く対戦しているので、まったくの先入観で決めつけたわけではないとは思うのだけど、三原はともかく水原がそこまで名監督かなぁ、という気がかなりしている。
名将の一人なのは間違いないとしても、日本を代表するクラスとなると、もう一人誰か忘れてるんじゃないの?・・・という気がするからだ。
天下の名将の一人である野村監督の私見にケチをつける気は毛頭ないので、あくまで市井の一意見として、少し記録しておく。
私の選ぶ5大名監督。
藤本定義。巨人−太陽(大洋ではない)−スターズ−阪急−阪神
三原脩。巨人−西鉄−大洋−近鉄−ヤクルト。
鶴岡一人。南海。
川上哲治。巨人。
西本幸雄。大毎−阪急−近鉄
ということで、水原をはずして藤本をイン、ということ。
藤本を評価する最大の理由は、投手ローテーションの確立、この一点にある。
投手ローテーションを誰が始めたか、という点については諸説あるので藤本をルーツとするわけではないけど、確立した、と言う言い方はしても良いと思う。
ただ藤本の名を上げづらかったのは、彼が黎明期から監督で「プロの選手」としてのスタートではないこと、そして投手出身だったから、というのがあるのかもしれない。
でも水原と川上もスタートは投手なんだよなぁ。川上は甲子園の準優勝投手だし、水原は東京六大学の花形エースだったし。
藤本監督の業績については、時間があれば後日また書きたいと思う。今日はちと眠いので。