火星の月の下で

日記がわり。

◎「独断」はいいけど「偏見」はいかんのと違うかなぁ・・・

「2017年春アニメ短評:アニメ記者が独断と偏見で語る(4)」
(ps://mantan-web.jp/2017/05/06/20170505dog00m200027000c.html)
この記事の中身のことではなく、標題に上げている「独断と偏見で語る」について。
この言い回しはずいぶんと昔からあって、何かのレヴューをするときに
誰かの意見の代弁ではない
ポジショントークではない
独自の切り口を見せる
・・・みたいな宣言の意を込めて使われることが多いと思うのだけど、はたしてどうなのかねぇ、この言い回し。
自分の言いたいことを歯に衣着せず言う、という意図でなら「独断」はギリギリ許容できるけど、「偏見」で語るのはどうなのかなぁ、という気が常々していたからだ。
「偏見」とは偏った見方。
言外に「正しくない極論」の意が透けて見えるのだが・・・。
加えて、このフレーズを使う人の多くが「偏見」を良しとしない内容を書いていることが圧倒的に多い。
通論と違うことを書く・・・ように見えて、単に表現を変えてるだけ、というのもよく目にするところだし、この言い回し、ちょっとなんとかならんもんかな、と思っていたりするのでありました。
ただまぁ、会社に属している人の場合、記事を書いた人と見出しをつけた人が違う場合もあるので、特定記事云々についてではないのだけどね。