火星の月の下で

日記がわり。

戦時中のフルトヴェングラー録音

昨日に続いて、暇があったらつべにアップされているフルクヴェングラー戦時中の録音を聞いている。
モーツァルトの第40番に関しては賛否両論(昨日も書いたように私自身は肯定的だけど)だったが、ベートーヴェンブラームスのものはさすがにどれも戦後の録音同様素晴らしい。
つらつら見ていると「何故フルトヴェングラーは全時代中最大の指揮者と見なされるのか」(ps://www.youtube.com/watch?v=TTLm8EsC2KU)なんてのもあって、なかなか興味深い。
どれも素晴らしいのだけれども、私の好みで言うと次の数曲が現在のお気に入り。
ベートーヴェン交響曲第7番イ長調(1943)。LPで所有。
ブラームス交響曲第4番ホ短調(1943)LPで所有。
・モ−ツァルト交響曲第39番変ホ長調。(1944)
そして忘れちゃいけないベートーヴェンの第九。(1942)
まだまだ聞いている途中なのでこれ以上の名演もたぶんあるはず。
シューベルトハ長調交響曲(9番、もしくは7番)も、LPで所有していたので大昔に聞いているが、あったらあらためて聞いてみたい。あれもすこぶるつきの名演だった。
今はもう基本的に室内楽の方に軸足が移っているけど、これくらいの決定的名演になると、また魂が揺さぶりかえらされそうになってくる。
特にベートーヴェンの7番と9番、ブラームスの4番とシューベルトは全時代全演奏中最高の名演であった。少なくとも私にとっては。