火星の月の下で

日記がわり。

▲暴力をふるった人を何故擁護するのか

日馬富士無念…実は日本国籍取得の準備進めていた」
(ps://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201711300000099.html)
テレビはもうほとんど見てないのでどういう報道になってるのか間接的にしか知らないのだけど、新聞報道とかを見る限り、相当程度暴力をふるった側を擁護し、糾弾した某親方の方を非難している風潮が明確に見てとれてたので、いったいどうなってんだ、と思っていた。
この記事でも

暴行問題の責任を取って引退を決意したが、人徳はあった。
06年に父ダワーニャムさんを交通事故で亡くした当時のモンゴルでは、深刻な救急車不足だった。
以降、日馬富士が仲介役となり、これまでに日本から16台の救急車がモンゴルに贈られた。
巡業では横綱土俵入り後に花道を引き揚げる際に、赤ちゃんを抱っこして写真を撮るなどサービス精神旺盛。
また、モンゴルに来年9月開校予定の学校を建設中で、子どもたちのことを常に考えていた。

・・・と、これでもか、とばかりに美談の紹介。
どんなに美辞麗句をならべようとも、後輩力士に対して注意ですむであろうレベルのことに対して暴力をふるい、強圧的に仲直りの演出をしていたりしたことと比べるとふきとんでしまう。それも頭蓋に影響を及ぼすような、ほとんど準殺人と言ってもいいくらいの暴行。
なぜこれほどまでに片方の側に味方するのか、背後関係がよくわからない。
朝日系列だから外国人を擁護した・・・というのも、被害者の力士もモンゴル出身なのでこれはあたらないだろうし。
結局のところ、今のところ日馬富士側に立っている相撲協会との癒着なんだろうなぁ、という邪推レベルのことしか思いつかないのだが・・・。
とにかく、引退しようがどうしようが、暴力事件としての方は決して幕引きしてほしくない。
未開の野蛮国ならいざ知らず、この日本では正当防衛を除き「暴力をふるった人は罰せられる」ことをしっかりと守ってほしい。