火星の月の下で

日記がわり。

○ブロッコリーご飯

ライスの代わりにブロッコリーを使ってみる、というとある雑誌の特集に影響されてやってみた。
カレー、親子丼、等のレトルト食品を、ライスにぶっかけるのと同じ感覚で食える、といのうに引かれたのが最大の原因。
それと健康目的。
ライスを玄米に切り替えてからもうかなり経つけど、それでもライス成分としては血糖値が気になるところなので、その代替候補の一つとして、というところ。
1.ブロッコリーの購入。
普段使っているスーパーにもあったのだけど、価格調査も兼ねてちょっと遠目のところのスーパーまで見てくる。
キャベツの仲間だから100円台くらい?・・・と勝手に想像していたのだが、一房250円〜300円くらい。感覚としてはちょっと高い。
ただ一房で十分レトルト一食分になるので、まあこんなもんかな、という感じ。
食費を安く上げるのが目的ではないので、極端に高くなければそれでいいかな、と思う。
ブロッコリーは別に嫌いではないしディッシュの付け合わせに付いていれば普通に食べるけど、ことさら好きってわけでもなく、食材として買ってきたのは初めてだったのだ。
2.花芽のカットと洗浄。
茎を切り落としたあと、花芽をさらに房ごとにカット。
一房の中に、さらに細かな房が分かれていて、それを切り落としていくとディッシュ料理なんかでよく見慣れた形になる。
花芽が細かいので、茎から切り離さずにカットしようとすると粉状になってパラつくので、まず茎を切ってから。
続いて洗浄。
花芽が細かいので、ゴミや虫がついていることが多くしっかり洗う、ということだったのだが、スーパーに並んでいる段階で既にある程度洗浄がすんでいるのか、それほど汚れた感じはなかった。
ただ最初ということもあって、ボールにつけて、つけ置き荒い、約10分。
3.茎のカット。
この茎の部分も食べられる、ビタミンとしては花芽より豊富、ということだったのだが、けっこう硬くて少し不安。
まず縦に固い皮を切り落とし、その皮を短冊切り。
続いて芯の部分、こっちはブロック切り、だいたい3cm角ほど。
あとでわかったのだが、この芯のところに野菜特有の甘さがあって、すこぶるおいしかった。
普段食べてるところは花芽のところだからね。
4.ゆでる。
調理方法としては焼いたり蒸したりというのもあるらしいのだが、初めてなので基本に忠実に、ということで、ゆでる方法を試す。
含有ビタミンの多くが水溶性なので長い時間ゆでてはいけない、ということだったのだが、この時点で「茎がかなり硬い」という印象だったので、いささか不安になる。
目安としては2分。
まず茎を投入して2分ゆでる→2分で十分食べられる固さになったので、固さについては杞憂だった。
続いて芯と花芽を投入してこれも2分ほどゆでる。
花芽に関しては、軽く洗浄しただけでもう食べられそうだったので、こちらについてはさほど心配もなく。
水を切ってあげるのだが、このとき冷水で洗浄せず、自然に冷えるのを待つ。
5.レトルト調理。
まずは基本のカレーから。
使ったのは大塚のボンカレー中辛。
カレーから始めたのは、万一味が好みに合わなくても消してくれそうだったから・・・しかしこれもまったくの杞憂。
特に茎の部分の食感が良い。
コリコリと良い歯ごたえで、しかも生煮えのような硬さもなく、2分程度のゆでで十分食べられるようになる。
意外だったのが、上にも書いた芯の部分の甘さ。
砂糖系や果物ジュースなんかの甘さとは違う野菜独特の甘さなのだが、これがほんのりと良い感じ。
これなら十分続けられそうである。