火星の月の下で

日記がわり。

◎メルヘン・メドヘン第9話〜我々は伝説に立ち会ってしまったのかもしれない

メルヘン・メドヘン』第9話・・・衛星での視聴だったのだが、地上波と衛星で差があるとは思えず、そのすさまじい作画にしばしポカーン。
何年かに一度お目にかかる「ひどい作画」(作画崩壊とまでは思わない)で、久し振りに伝説に立ち会ってしまった感覚。
過去、作画がひどくて有名になってしまった作品、たとえば『けよりな』のキャベツとか『GUN道』とか、『俺ツイ』の一部とかいろいろ見ていたが、大半が録画で(と言っても当日中に見たけど)の視聴だったのに対し、今回のこれは録画しつつリアルタイムで視聴してしまったので、「あああああ」と思いつつも、目の前で起こっていることが同時進行であることに少し感動してしまった。もちろん悪い意味で、だけど。
実は第8話が放送されたので3週前の3月1日深夜(日付の上では2日)で、2週間何やってたかというと総集編すらできず、第1話と第2話を放送していたのだ。
たぶん現場は総集編をまとめる時間もないくらい切羽詰まってたんだろう。
そしてフタをあけての第9話・・・アバンだけはなんとか見れなくもないレベルだったが、Aパートに入ると「ポカーン」状態、Bパートになると拍車がかかってきて「おまえ誰や」状態に。
声優絶対語感みたいなものがないワタクシでも、声で誰かを判別していかなければならない箇所がいくつかあって、なかなか壮絶な体験をしてしまった。
しかもキャラ絵だけでなく、美術とかもけっこう狂ってて、画面そのものがわやくちゃになっているところもいくつか。
劇中、女子が勢揃いで正座をする場面があるのだが、そもそも正座というものをまったく知らない人が描いたかのような絵に仕上がっていて、ああ、やっぱり、と納得してしまう箇所もあった。
女中の着こなしが無国籍アジアみたいになってたし。(笑)
EDが流れてくると、作監やキャラデ達のリキの入った絵なのでなんかここでも乾いた笑いが出てきて、けっこう笑ってしまう作画の乱れ・・・だったかなぁ。
大昔、『マクロス』から『ロス・ユニ』ヤシガニの頃のまでは、ひどい作画崩壊を見ると腹がたったものだったけど、最近はこういう乾いた笑いになってしまう。
テレビアニメ崩壊の時が近付いてきているのかもなぁ・・・。