火星の月の下で

日記がわり。

2010-04-05から1日間の記事一覧

美しき人狼としての『イグナーツ・デンナー』

今泉文子編纂の「ドイツ幻想小説傑作選」をパラパラ読んでいると、その解説のところで、「美しき人狼が徘徊する」『イグナーツ・デンナー』という記述があって、なるほどなぁ、と思ってしまった。『イグナーツ・デンナー』は、当初の初稿であった盗賊物語と…